Bacalao al Pil Pil

バカラオ・アル・ピルピルは、バスク地方の代表的な料理で、干しダラを使ったシンプルながら豊かな風味が特徴です。オリーブオイルとニンニクのエマルジョンによって、濃厚なソースが生まれます。この料理は魚の旨味を最大限に引き出す、伝統的で愛されている一品です。

40分

1食分あたり 450 kcal

2人分

ダラの準備
事前に干しダラは塩抜きをします（冷水で24〜48時間浸し、数回水を替えます）。塩抜きが終わったら、ダラの皮をつけたまま、水気をしっかり拭き取っておきます。
オイルに香りをつける
フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火で温めます。ニンニクを薄切りにし、鷹の爪と一緒にフライパンに入れ、香りが立つまでじっくり炒めます。ニンニクが黄金色になったら取り出し、鷹の爪も一緒に一旦別皿に置いておきます。
ダラを調理する
フライパンに干しダラを皮を下にして入れ、弱火でじっくりと火を通します。ダラから出てくるゼラチンがオリーブオイルと混ざり、ソースが少しずつ濃くなってきます。ダラの身が白くなり、完全に火が通るまで8〜10分ほど煮ます。
ピルピルソースを作る
ダラをフライパンから取り出し、ソース作りに入ります。フライパンを回すようにして、オリーブオイルとゼラチンを乳化させてとろみをつけます。根気よくフライパンを回すことで、滑らかなソースが出来上がります。
仕上げ
取り出しておいたダラを再びソースに戻し、軽く温めます。最後に、炒めたニンニクと鷹の爪を上に飾り、刻んだパセリを振りかけて完成です。